作業着や事務服、キャンペーン用のTシャツなど、社名やロゴの入ったユニフォームを作りたいと考えたとき、検索してみると実に多くの制作業者が出てきます。
どの会社も似ているようでそれぞれ特徴があります。本記事では、特におすすめの3社をピックアップし、その強みや特徴をまとめました。ぜひ快適なユニフォームづくりのご参考になさってください。
Y’s printing(ワイズプリンティング)
Y’s printing(ワイズプリンティング)の基本情報
会社名 | 株式会社 Age |
住所 | 〒501-2111 岐阜県山県市赤尾790-2 |
TEL | 0581-23-1081 |
Y’s printingは、Tシャツ1枚の印刷から請け負っているユニフォーム制作会社です。個人受注から法人受注まで幅広くユニフォームを制作しており、高いプリント品質と低価格が自慢です。
会社や店舗のユニフォームや制服、イベントグッズ、ノベルティなど、オリジナルプリントアイテムの作成に強い実績があります。LINEやメールはもちろん、電話受付も行っており、サポート体制も万全です。
プロのデザイナーによるデザインサポート
商品を選択し、見積もりに合意が取れたらすぐにデータ入稿、という流れでスピーディにユニフォームを制作できるのがY’s printingの強みですが、その印刷用の画像の用意が難しい、どうすればいいのか分からない、という方もいるでしょう。
Y’s printingでは、注文時に、メールやLINE、注文画面の「注文メモ」から「デザイン作成サポート希望」と伝えるだけで、ユーザーの要望を聞きながらプロのデザイナーがデザインを作成してくれるサービスがあります。
デザインサポートを入れると、例えば、手描きイラストでグッズ作成をしたい場合や、ロゴをうまく配置してもらいたいなど、Zoomで打ち合わせしながら制作することができます。
また、手書きのラフスケッチなどをY’s printingでデータ化し、修正することも可能です。デザインの大幅な修正には別途3,000円かかりますが、プロのサポートで安心してユニフォーム制作をすることができるでしょう。
高い基準のプリント品質管理体制
Y’s Printingのプリントは、JIS規格で定められている、印刷における丈夫さを表す「堅牢度」において、最上級である「5級」の認定を受けています。これは、洗濯や摩擦への高い耐久性が認められているということです。
また、車の塗装も行う自社印刷工場で一貫してプリントを行っているため、高品質で低価格を実現しています。
小ロットでも低価格
先述の通り、Y’s Printingは国内自社生産で低価格を実現していますが、小ロットでもこの低価格には変わりはありません。
Tシャツなら、ボディにシルクスクリーン印刷1か所1色で900円から、しかも最小ロットはなんと1枚から可能で、30枚以上の注文で20%引きというリーズナブルさです。
その他、スウェット、アウター、バッグなどの小物類も1点からの制作が可能です。小規模チームでのユニフォーム制作も、コストパフォーマンスを心配することなく制作できます。
セロリー
会社名 | セロリー株式会社 |
住所 | 〒701-0221 岡山市南区藤田1678-1 |
TEL | 086-296-8060 |
セロリーは、創業50周年を迎えるアパレルユニフォームメーカーです。
「着る人を輝かせる服」としてのデザイン性、そして「仕事服」としての機能性・耐久性・快適性を追求したユニフォームづくりをしています。
オフィス・介護・清掃ユニフォームにおいて4つのブランドを確立しており、オリジナルユニフォームの制作にも対応しています。
1点からの制作も可能で、サンプル貸し出しや自社ブランドユニフォームのレンタルサービスも行っています。
考え抜かれた快適なユニフォーム
ユニフォームには、デザインだけでなく「動きやすさ」など働く上での快適性を求められます。体型や動作、生地の特性など細かな要素を考慮してパターンを作成することではじめて、デザイン性と快適性が両立されたユニフォームが出来上がります。
セロリーでは、長年の経験で培ったパターン作成の技術と研究で、「動きやすさ」という本質を損なうことなく、常に新しいユニフォームの実現に日々取り組んでいます。
セロリーの持つ4つのユニフォームブランドは、どれも機能的でデザイン性にも優れたものばかりで、サイズ展開もSSから5Lまでと実に豊富です。
また、スマートフォンで撮影した写真から一人ひとりにぴったりのサイズを提案するAI採寸システムを採用し、採寸から納品までの業務フローを自動化しています。
ユーザー目線でのユニフォームづくり
「すべてはお客様のために。」という思いから、セロリーは日々研究と努力を積み重ねています。「こんなことに困っている」「こんなものがあったらいいな」というユーザーの声を商品やサービスの向上へ反映させています。
各地方拠点で充分な検討が行われ、月1度の営業企画会議では、各地方拠点の営業スタッフやデザイナー達が集い、ユーザーの意見を読み解いています。
得られたヒントはすぐに製品サンプルへと落とし込み、サンプル作成・試着・検討を何度も繰り返されるので、セロリーのユニフォームは、素材も機能も形も、シーズンを重ねる毎に進化を遂げているのです。
ユニフォーム回収リサイクルシステム
セロリーでは「M.A.P.(マップ)」という環境負荷の軽減を目指す循環型の考え方を取り入れ、古くなったユニフォームを有効活用する取り組みを行っています。
長く使ったセロリーのユニフォームは、「エコロジー」と「コンプライアンス(法令遵守)」を両立して運用するM.A.P.回収リサイクルシステムで新しい資源に生まれ変わります。
また同時に「M.A.P.レンタルシステム」では、必要な枚数を必要な期間だけレンタルでき、ムダな在庫や業務の手間も削減できます。
再利用できる商品はメンテナンスを加え、再びレンタルへ、再利用できなくなった商品はM.A.P.回収リサイクルシステムで資源へと、持続可能な形で再利用する循環型のシステムを展開しています。
株式会社太洋
会社名 | 株式会社太洋 |
住所 | 〒103-0014 東京都中央区日本橋蛎殻町1-29-5 ウィンド水天宮ビル 4F |
TEL | 03-3639-5454 |
株式会社太洋は、既製品のアレンジからオリジナルユニフォームの制作まで、様々なアイデアでサポートするユニフォーム制作会社です。
多彩なアイディアと提案力で、あらゆる業種のユニフォームを販売し、企業のブランディング、競合他社との差別化、納期、コスト、イメージ作り等を豊富な経験と知識からサポートしています。
多様なこだわりに対応
既製品は、10万点以上の豊富な品揃えで様々なこだわりに対応しています。作業着から事務服、Tシャツなど、取り扱っている既製品は、ユーザーからの要望をフィードバックして生まれた最新のユニフォームです。
フルオーダーユニフォームの制作にも対応しています。ユーザーの希望を入念にヒアリングし、デザイン、生地、カラーなどの要望に沿ったユニフォームを提案しています。
さらに、既存の型紙を利用し、選んだ生地やカラーなどで制作するセミオーダーユニフォームも取り扱っています。
ベースになるものがあるのでイメージが付きやすく、方向性などが固まっていないという場合におすすめです。フルオーダーメイドよりも短納期かつ簡単なので、大変人気の高いサービスです。
高いクオリティときめ細やかな対応
ユニフォームは、検討し始めてから導入まで、ある程度の時間と手間がかかるものです。株式会社太洋では、制作から納入後のフォローアップまでを一貫して引き受けています。
どんな場所でどんな人が着用するのか、どんなデザイン・カラーがいいのか、要望を詳細に把握し、最適な形や印刷方法などを提案します。
制作そのもののクオリティにも自信を持っていますが、担当者間のコミュニケーションを非常に大切にしており、生産から納品までぴったり伴走し、満足のいくユニフォーム制作ができるよう心がけています。
ユニフォーム以外の製品もOK
株式会社太洋では、ユニフォーム以外にもシューズやタオル、バッグ、安全備品、アクセサリーなどの製品も幅広く取り扱っています。
また、委託者のブランドで製品を生産するアパレルOEM生産も行っていますので、希望のある方はぜひ問い合わせてみると良いでしょう。
CONTENTS
企業ユニフォームを作成するメリット
企業にとって、オリジナルのユニフォームはさまざまなメリットをもたらします。
それぞれを詳しく見ていきましょう。
一体感が出る
ユニフォームの着用は、職場内での一体感や所属意識の向上にも貢献します。なぜなら、同じ服装を共有することで、従業員同士がひとつのチームであると実感しやすくなるからです。相互の信頼関係が築け、チームワークや協力関係が強化されます。
また、ユニフォームを導入することで、従業員の組織への帰属意識が高まり、会社への愛着や誇りを感じやすくなるでしょう。
ほかにも、企業のロゴやエンブレムは、会社の身分証明として機能します。企業のイメージが一貫して伝わりやすくなるため、企業ブランディングにおいても企業ユニフォームは効果的です。
仕事とプライベートを区切れる
ユニフォームの着用は、単なる外見を整える以上の意味を持ちます。私服で出勤できる企業が少しずつ増えていますが、私服で仕事しているとプライベートが混同してしまうケースも少なくありません。従業員がユニフォームを身につけることで、プライベートと仕事の切り替えがスムーズになります。
また、ユニフォームを着用することでドレス効果(身に付けるもので心理的な変化が起こること)が生じるのです。従業員は自身の仕事に対する責任感や誇りを高められ、より業務に集中できるようになるでしょう。
ほかにも、服装規定が厳格な企業では、ユニフォームの導入により従業員の服装管理が容易になるメリットがあります。
モチベーションが高まる
ユニフォームは従業員のモチベーションを向上させ、仕事に対する意欲や責任感を高める効果があります。また、同じユニフォームを着用することで従業員同士の結束が強まり、チームワークや協力関係の向上にも寄与します。
なぜなら、従業員が身につけるバッジのような役割のユニフォームに取り入れることで、企業の一員であることを強く認識するきっかけとなるからです。たとえば、従業員が揃いのユニフォームを着用して仕事に臨めば、お互いの存在がより意識され、助け合いや連携がスムーズに行われます。その結果、業務の効率化や顧客サービス向上など、仕事への取り組み方や成果にもよい影響が現れることが期待されるでしょう。
また、ユニフォームには企業のイメージや価値観を表現する機会があります。環境保護に取り組む企業が、ユニフォームに環境に配慮した素材を使用することで、従業員に環境への意識を高めるメッセージを発信できます。従業員が企業の価値観を体現することで、より強いモチベーションを持って仕事に取り組めるでしょう。
役割・役職が一目でわかる
役職ごとにユニフォームの有無やデザインが異なることで、部門外あるいは社外の人間でも役割が伝わりやすくなります。とくに人と接する職業では、部署や役職ごとに異なるユニフォームやデザインを導入することで、社内外の人が従業員の役割や専門性を一目で把握できるでしょう。
また、統一された外見は、従業員が企業の一員であることを示し、顧客や外部の人に対しても組織の信頼性を示せます。なぜなら、ユニフォームは企業のシンボルであり、デザインやスタイルは会社の価値観や文化を反映するからです。企業のブランドイメージを強化し、社外の人に自社の存在感や差別化ができるようになるでしょう。
仕事に対する自信がつく
ユニフォームを着用することは、集団やチームの一員であることを示す象徴的な要素です。たとえば、学生時代の制服や部活動のユニフォームと同様に企業のユニフォームも、連帯感や仲間意識の向上に役立つひとつの例です。
そのため、従業員の調和を重視する企業や、集団の協調性を高めたい企業にとって、ユニフォームの導入は有効な手段です。チーム全体の結束力や生産性が向上し、良好な職場環境が構築され、従業員の離職率低下や生産性向上につながるでしょう。
また、新入社員など、チームに新しく加わる人にとっては、ユニフォームがあれば職場に溶け込みやすい雰囲気が生まれるのもメリットです。
業務効率が図れる
仕事をする際、業務内容に応じて適切なユニフォームを着用することで業務効率化が図れます。なぜならユニフォームは、作業に適した素材やデザインが施されているからです。私服では作業中の汚れや破損を気にしながらの作業となりますが、ユニフォームを着用することで心配が軽減されます。
また、ユニフォームには作業中に必要なポケットや機能が備わっていることが多く、作業道具や小物の収納に便利です。さらに、動きやすさや耐久性に優れており、長時間の作業でも快適に過ごすことが可能です。そのため、作業に集中しやすくなり、作業環境の改善や作業効率の向上につながるでしょう。
知名度アップが望める
企業がユニフォームを採用すると、ブランドや企業の知名度向上に大きく寄与します。なぜならユニフォームには会社名やロゴ、取り扱う商品やサービスなどを記載できるからです。従業員がユニフォームを着用してイベントや展示会に参加することで、企業の存在感が高まります。
具体的には展示会で展示ブースを訪れる来場者が、ユニフォームにプリントされた企業の新商品やサービスの情報が目に留まり、来場者が興味を持って質問することで、企業と来場者の間で有意義なコミュニケーションが生まれます。
さらに、ユニフォームにプリントされた企業のロゴやメッセージが、来場者の記憶に残りやすく、展示会後も企業のブランド認知度を高める効果が期待できる点もメリットです。その際、他社との差別化を図るためユニフォームのデザインや色彩にも工夫が大切です。
なかでも、目を引くデザインや色彩は、来場者の印象に残りやすく、印象に残りやすくなります。遠くからでも識別しやすいインパクトのあるユニフォームを選ぶことで目に留まりやすく、興味を持ってもらうきっかけとなります。市場での認知度が向上し、ビジネスの発展につながるでしょう。
服選びの手間が省ける
毎朝、何を着て出社するか考えるのは意外に時間と労力がかかります。さらに、オフィスにふさわしい服装を選ぶには、企業独自の規定や社風に合わせる必要があります。そのため、私服を選ぶのには悩みが絶えず、従業員のストレスになるケースも少なくありません。
ユニフォームの導入により、従業員は朝の準備時間を有効活用し、仕事に集中できます。さらに、ユニフォームは安価で揃えられることが多く、私服と比べて経済的なメリットもあります。私服にかかる出費を抑えることで、従業員の生活費の節約にもつながるでしょう。
企業ユニフォームを作成するデメリット
ユニフォームを新たに導入する際、メリットだけでなくデメリットも考慮する必要があります。
企業ユニフォームを作成するデメリットを見ていきましょう。
社員の個性が表現しにくい
企業ユニフォームの採用により、従業員の自分らしさを表現する機会が制限される可能性があります。ファッションやスタイルにこだわる従業員にとっては同一の服装を着用することで、自己表現の幅が狭まり不満の源となり得るのです。
また、ユニフォームを着用することで、チームメンバー同士の識別が難しくなり、視覚的な個性が希薄化することも考えられます。外部から見た場合、メンバーが同質化されてしまい、特徴や役割が十分に伝わりにくくなる可能性があります。
万人受けするデザインを考慮する必要がある
ユニフォームのデザインを選択する際には、多くの要素を考慮する必要があります。まず、デザインは作業中に長時間着用されるものであるため、着心地や見た目の快適さが重要です。
なぜなら、ユニフォームは作業中にずっと着用するものであり、デザインが気に入らないとモチベーションが低下する可能性があるからです。そのため、企業やチームのイメージに適合しつつ、多くのメンバーに好まれるデザインを慎重に選択する必要があります。
着心地や見た目の快適さ、企業イメージとの一致、そして幅広いメンバーの好みをバランスよく考慮し、最適なデザインを選択することが、モチベーションの維持やチームの結束力を高めるうえで重要です。
まとめ
ひとくちにユニフォームと言っても、短期間にみんなで着用するキャンペーンTシャツのようなものから、長く会社の顔としたい制服まで、いろいろあります。
企業の大小によってロットも変わりますし、着用頻度も変わります。そんな広いニーズに応えられそうな3社をご紹介しました。いかがでしたでしょうか?
まずはどんなものが作りたいのか、どのくらい作りたいのか、そんな小さなニーズから問い合わせしてみましょう。どの会社もきっと親身に相談に乗ってくれるでしょう。着る人みんなが長く愛せるユニフォームが作れますように。
迷った方には
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